「小学校の英語必修化に対する賛否」

トレンド総研は、未就学児がいる20代~40代の母親500名を対象に、英語教育に対する意識・実態についてアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は2013年12月5日~9日に行われた。

小学校の英語必修化、母親87%が「賛成」

はじめに「小学校の英語必修化」に対する賛否を聞いたところ「賛成派」は87%で、「反対派」の13%を大きく上回る結果になった。母親たちの多くは、早くから子供が英語を学ぶ機会を求めていることがわかった。 また、賛成の理由は「これから英語はもっと重要になってくるし、子供の世界も広がると思うので(滋賀県・27歳)」「教える内容にもよりますが、何より英語の耳を作るには、早い方が良いと思うので(兵庫県・33歳)」などだった。反対派からは「学習方法が問題。時間をかければ良いというものではないと思う。(東京都・34歳)」「英語をやるなら早くからやった方が良いとは思うが、子供たちの負担が心配。(福岡県・31歳)」といった声が寄せられた。

母親たちの感じている「えいご耳」の重要性

「耳から学ぶことで、子供に効果的に英語を学ばせることができると思いますか?」

続いて「幼少期の英語教育に重要だと思うこと」を複数回答形式で聞いた。上位3項目は、1位「英語の歌を聞かせる」(62%)、2位「外国人と話す機会を作る」(62%)、3位「英会話を聞かせる」(53%)となり、いずれも、"英語を聞く"ことに関わることがランクインした。

「幼少期にこそ、"えいご耳"を鍛える必要がある」と感じている母親は76%、「耳から学ぶことで、子供に効果的に英語を学ばせることができると思う」と回答した母親は97%にのぼった。