フォード・ジャパンは2月1日、グローバル・プロダクトとして世界中で展開するコンパクトカー「フィエスタ」を発売する。997ccの3気筒エンジンを搭載し、JC08モード燃費は17.7km/リットルを達成している。
「フィエスタ」はフォードが展開する「One Ford」戦略の下、グローバル・スタンダードとして世界中で販売するコンパクトカー。フォードのガソリンエンジンのラインアップで最もコンパクトな1.0リットルの「EcoBoost」エンジンを搭載する。
このエンジンは気筒内直接燃料噴射、Ti-VCT(吸排気独立可変バルブタイミング機構)、ターボチャージャーを組み合わせ、優れた燃費性能と動力性能を両立。2年連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞している。トランスミッションは最新のデュアルクラッチの「6速PowerShift」を組み合わせており、最高出力は100PS、燃費性能はJC08モードで17.7km/リットルを実現している。
エクステリアはこれまでの「キネティック(躍動的な)デザイン」をさらに進化させ、クロームバーが配された特徴的な一体型の台形グリルやシャープなヘッドランプが特徴に。インテリアは先進的なデザインでありながら、クラフトマンシップを追求した快適で高い質感を持つ空間に仕上げられている。
低速時自動ブレーキシステム「アクティブ・シティ・ストップ」をはじめとした安全装備も搭載。ブルートゥース対応の携帯電話を接続できる「SYNC」や8スピーカー・プレミアムサウンドシステム、オートスピードコントロール、オートエアコンを標準装備するなど、クラスを超えた仕様となっている。新型「フォード・フィエスタ」の価格は229万円。2月1~2日の2日間、全国統一展示会を開催する。