iOSの「プッシュ通知」に対応したアプリをインストールすると、その開発元から情報が送信されてくるようになる。その内容はさまざまで、WEBサイトに新着記事があることの知らせ、アプリに新コンテンツが追加されたことの知らせ……画面に表示されるダイアログや「通知センター」でほぼリアルタイムに知ることができるのがメリットだ。
しかし、プッシュ通知対応のアプリが増えてくると、通知センターがそれらのお知らせで溢れかえることになる。ほとんどのアプリは5件を超えると古い順に削除されるが、画面をスクロールしなければすべてのアプリについてチェックすることは難しい。手動で消去するにしても、それなりの手間がかかる。
そんな場合は、通知センターの設定を見直そう。アプリ開発元が発信するプッシュ通知は、通知センターに表示することは必須要件ではなく、ロック画面やホーム画面に表示するだけにとどめることも可能だ。通知センターへ表示するにしても、アプリあたりの最大表示件数を「最新1件」と「最新5件」(初期値)、「最新10件」のなかから選択できるので、「最新1件」に変更すれば通知センターもすっきりする。
なお、『メール』のプッシュ通知は例外で、「最新5件」などという通知件数による制限ではなく、未開封のメッセージがある場合のみ通知センターに表示する。好みの問題だが、未読分を一覧できる利便性を考慮すれば、反対に「未開封10件」など通知センター表示件数を増やしてもいいだろう。
操作手順をカンタン解説
(提供:iPad iPhone Wire) |