マスタードシードは10日、台湾SilverStone製のMini-ITXケース「SST-DS380」を発表した。ストレージ搭載能力を重視した設計で、最大12台のHDD/SSDを内蔵できる。1月17日より発売し、店頭予想価格22,980円前後。
本体の容積は21リットルサイズで、8基の3.5型ホットスワップベイと、4基の2.5型シャドウベイを備える。フロントパネルにはヘアライン加工のアルミ素材を採用し、ロック可能な電源ボタンと輝度調節できるLEDインジケータを設けた。フロントのインタフェースはUSB 3.0×2、ライン出力、マイク入力で、フロントパネル全体のキーロックが可能。
標準搭載のファンは、側面に120mmファン×2基(吸気)、背面に120mmファン×1基(排気)。いずれも1,200rpm、22dBAの静音タイプだ。ケース内部には液冷式のCPUクーラーを搭載する余裕もあり、TDP 95WクラスのCPUにも対応するという。CPUクーラーの高さは57mmまで。
また、最大で11インチ長の2スロット占有型カードを搭載できるが、8基のホットスワップベイをすべて使用する場合、拡張カードは6インチ長まで。電源は別売で、SFX電源に対応する。本体サイズはW211×D360×H285mm。対応フォームファクタはMini-ITX、Mini-DTX。