三菱電機は1月9日、ブランドロゴを日本国内と国外で統一すると発表した。今春から順次切り替えを行う。
同社では2001年に創業80周年を迎え、「常により良いものをめざし、変革していく」という意味を込めてコーポレートステートメント「Changes for the Better」を制定。これに合わせて2001年から、「MITSUBISHI」という文字の下にこのステートメントが記載されたロゴが使用されている。
三菱電機は1921年に、三菱造船(現・三菱重工)の電機製作所を母体として創業。当初は、創業家である岩崎家の家紋「三階菱」と、土佐山内家の家紋「三ツ柏」に由来する「三菱」マークを使用していた。
同社では、三菱電機グループの企業理念や姿勢の象徴とし、ステークホルダーとの継続的な関係を構築する重要な要素としてブランドロゴを位置付けている。今回のロゴ統一は、国内外での三菱電機グループの認知向上、およびグローバル市場における事業競争力強化を企図したものだという。