スズキは9日、欧州や北米などへの輸出用として販売していた大型ロード・スポーツ・バイク「隼」(ハヤブサ)の日本仕様モデルを、2月10日に発売すると発表した。価格は156万4,500円。

「隼」。車体色は「パールビガーブルー / パールグレッシャーホワイト」

隼は「究極のスポーツバイク」を構想に開発され、高い空力特性を持つ独特のデザインと優れた走行性能が特長。日本仕様モデルは、国内の認証基準に適合しながら、欧州仕様と同じ最高出力・最大トルクを実現したほか、国内の二輪車で初めてETC車載器(メーター内の表示で動作状況の確認が可能)を標準装備している。

デザインは「鎧兜」をモチーフとし、風洞実験を繰り返すことで高い空力特性とライダーへの防風効果を徹底的に追求。車体色は「パールビガーブルー / パールグレッシャーホワイト」「サンダーグレーメタリック / グラススパークルブラック」「パールミラレッド / パールグレッシャーホワイト」の3色を設定している。

車体色「サンダーグレーメタリック / グラススパークルブラック」

車体色「パールミラレッド / パールグレッシャーホワイト」

エンジンは、欧州仕様と同じ最高出力145kW(197PS)、最大トルク155N・m(15.8kgf・m)を発揮する、1,339cc水冷4サイクル直列4気筒エンジンを搭載。前輪ブレーキには、高い制動力を発揮するブレンボ製のモノブロック・ラジアルマウント・キャリパーを採用し、ABSも装備。出力特性を3つの中から選択できるS-DMS(スズキ・ドライブモードセレクター)を搭載する。