医療現場の「今」を描くことを追求してきた坂口憲二主演の人気ドラマの新シリーズ『医龍4~Team Medical Dragon』(フジテレビ系 毎週木曜22:00~22:54)が9日21:00より初回2時間スペシャルでスタートする。幕開けの地としてインドが選ばれ、インドロケが敢行された。
新シリーズのテーマは「世界か日本か?」。日本の輸出品として世界に進出しようとしている一方、国内では中規模病院の経営難や医療不足などで病院閉鎖が相次いでいるという厳しい現実の中、坂口憲二演じる朝田龍太郎と「チームドラゴン」が理想の病院を作るために再結集し、動き出す。世界を舞台とした新シリーズでは、チームドラゴンの強力なライバルとして、高橋克典演じる国際経営コンサルタントの岡村征が登場。医療のほか政治や経済にも精通している岡村がインドで何かを画策しているところからシリーズがはじまる。
今回のロケで初めてインドを訪れた高橋は、「"生きる"目的を持たずしてそこに存在できないというか…そのすさまじさを感じましたね。カルチャーショックでした」とインドの印象を語った。また、「役を通した目で見ると、非常にチャンスが転がっているという印象がありましたので、岡村の気持ちをすごくつかめました。医療が必要な場所でもあるし、彼(岡村)が劇中で行っていることは"悪"ではなく"正論"なんですよ」と手応えも感じているようだ。