1月10日公開の映画『大脱出』の公開直前イベントが東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京で行われ、お笑いタレントの植野行雄(デニス)、アントニー(マテンロウ)、イリュージョニストのプリンセス天功が出席した。
シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーの2大アクションスターが共演した本作は、脱獄のプロが脱出不可能の監獄要塞から脱出を試みるというアクション大作。公開を間近に控えたこの日は公開記念イベントが行われ、テレビ朝日系『アメトーーク』でハーフ芸人として人気を博したデニスの植野行雄とマテンロウのアントニーが登場し、プリンセス天功に罠を掛けて脱出するというイベントを行った。
劇中に出てくる看守のコスプレ姿で登場した植野とアントニーは、映画のPRイベントに初登場。本作について植野が「2大アクションスターが共演するだけでもテンションが上がるのに、ストーリーも二転三転して最後まで目が離せません。アクションシーンも見どころですが、あの年であの体つきはすごかったですよ」と感想を。その後、2人が用意した脱出不可能なセットにプリンセス天功を縛って閉じ込めるも、プリンセス天功が見事に脱出して会場は盛り上がった。
映画のタイトルに絡め、「大脱出したいことは?」という質問に植野は「知名度を上げないと病院で呼ばれるだけで周りがざわつきますから、そういうことから脱出したいですね」と語り、アントニーも「まだまだ売れてない若手芸人から大脱出したいです。今年は恥ずかしいですけどお茶の間の顔になりたいですよ。来た仕事は全て受けます!」と意欲。そんな2人にプリンセス天功は「このままで大ブレイクだと思いますよ。世界各国で面白がられると思いますから、どんどん(海外に)出て行った方がいいと思います」と高評価だった。
また、"浪花の視聴率男"と呼ばれたやしきたかじんさんの訃報に大阪出身の植野は「共演したことはありませんでしたが、小さい頃から見ていたのでショックというか驚きですね。結構毒舌で大阪では過激な発言で見ていて楽しかったです。本当にショックですね…」と沈痛な面持ちだった。映画『大脱出』は、1月10日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開。