ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は8日、米・ラスベガスで開催する「2014 International CES」と合わせ、新たなゲームストリーミングサービス「PlayStation Now」を今夏に米国で開始すると発表した。日本での展開は未定。

PlayStation Nowのイメージ(PlayStation米国公式ブログより)

PlayStation Nowは、PlayStationのゲームをストリーミングでプレイできるサービス。テレビ番組や映画、音楽などの既存サービスと同じように、複数のデバイス間でPlayStationのゲームをストリーミングで楽しめる。

対応機器はPlayStation 4(PS4)やPlayStation 3(PS3)、PlayStation Vita(PS Vita)などのPlayStationプラットフォームに加え、2014年中に米国で発売するソニー製テレビ「BRAVIA(ブラビア) 」も対応。これにより、今後、外出先のPS Vitaでプレイしていたゲームを、帰宅後にリビングルームの「BRAVIA」で楽しむ、といった利用もできる。最終的には、同社製品以外のインターネットに繋がっているタブレットやスマートフォンといったデバイスの対応を目指す。

サービス開始時の対応機器はPS3とPS4で、今後PS Vitaも予定する。また、サービス開始時の提供ゲームは、PS3のゲームタイトルという。サービス料金は定額制のほか、レンタルも予定(具体的な料金は不明)。今夏のサービス開始に先立ち、米国では1月にベータプログラムを開始する。