ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は1月8日、新たなストリーミングゲームサービス「PlayStation Now」(PS Now)を発表した。今夏より米国で提供する。

PlayStation Nowは、2012年7月に同社が買収したクラウドゲームサービス「Gaikai」の技術を活用したサービス。リビングルームのPlayStation 4(PS4)でプレイしていたゲームの続きをベッドルームのPlayStation 3(PS3)で、PlayStation Vitaでプレイしていたゲームを同社の液晶テレビ「BRAVIA」で楽しむなど、複数の機器間で同一のPlayStationゲームをプレイできる。

サービスの展開イメージ

サービス開始時点では、PlayStationプラットフォーム向けに展開。PlayStation 3(PS3)のゲームタイトルをPS3およびPlayStation 4(PS4)で、続いてPlayStation Vita(PS Vita)でプレイできるようにする。2014年中には米国で発売されるBRAVIAも対応する予定で、スマートフォンやタブレット、将来的にはソニー製品以外のネットワーク対応機器もサポートする考え。このほか、オンラインマルチプレイやテキストメッセージの送受信などPlayStation Networkの各種機能にも対応する。コンテンツの料金については、レンタルまたは定額制を採用する予定。

なおサービスの開始に先駆け、米国の各地域にて1月末より順次PS3上でのベータプログラムを開始する。また現時点では、日本国内での同サービスの提供について説明はない。

(記事提供:AndroWire編集部)