ディラックは8日、台湾CRYORIG製のCPUクーラー「R1 ULTIMATE」を発表した。1月15日より発売する。店頭予想価格は14,000円前後。

R1 ULTIMATE

6mmのヒートパイプ×7本とアルミ製ヒートシンクの半田付け部分が触れる面積を向上させる、CRYORIGの特許技術「DirectCompress」を採用したハイエンドユーザー向けのCPUクーラー。ヒートシンクにヒートパイプを取り付ける場合、通常はヒートパイプにカットアウト部分を設けるが、DirectCompressによって接合面積を約10%以上多く確保しており、効率よく熱を伝導する。アルミニウムプレート上で放射状に広がる熱を冷却するため、ヒートシンクとヒートパイプの位置をずらし、熱伝導を高める工夫も施した。

ヒートシンク部分は、低密度の吸気部と高密度の排気部という2つのセクションに分かれている。吸気部から排気部への空気の流れを高速化し、冷却能力を向上させた。

付属のファンとして、140mm「XF-140」×2基を搭載。PWM仕様のスリーブベアリングを採用し、回転数は700~1,300rpmまで制御可能。冷却能力に優れ、防振ゴムでノイズを低減する。通常は2基が同梱されているが、初回ロット限定特典としてさらに1基が追加されている。

本体サイズはW140×D142.4×H168.3mm、重量はヒートシンク部が936g、ファンが156g。対応CPUソケットは、Intel LGA775 / 115x / 1366 / 2011、AMD AM2 / AM3 / FM1 / FM2。

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