ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、『PlayStation 4』(以下PS4/プレイステーション4)の全世界の実売が420万台を突破したことを発表した。
これは2013年12月28日時点の数字で、『PS4』専用ソフトウェアの売り上げも年末商戦を中心に非常に好調に推移しており、販売店および「PlayStation Store」での累計実売本数が970万本に到達。中でも『コール オブ デューティ ゴースト』『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』『バトルフィールド4』『FIFA14』『Killzone Shadow Fall』といったタイトルが支持を集めているという。
爆発的な規模で普及が拡大していることについて、SCEの代表取締役社長兼グループCEOであるアンドリュー・ハウス氏は「『PS4』の勢いは加速し続けており、並外れた没入感、ネットワークを通じて提供されるエンタテインメント、そしてソーシャルとの連携によるまったく新しいゲーム体験を世界中のユーザーの皆さまに存分にお楽しみいただいていることを、大変うれしく思います」と自信を覗かせており、「引き続きユーザーの皆さまのご支持にお応えすべく今年も魅力的なコンテンツを続々とお届けするとともに、『PlayStation Now』を含む、新たな機能やサービスを追加し『PS4』を進化させてまいります」と、『PlayStation Now』をはじめとした新サービスについても言及している。
また、メンバーシップサービス「プレイステーション プラス」(PS Plus)の会員数は『PS4』発売以降飛躍的に増加し、90%以上の伸びを記録。ソフトウェアメーカーや自社の人気ソフトウェアタイトルを、回数や時間の制限なく無料で楽しめる「フリープレイ」では、現在『Resogun』および『Contrast』が提供されており、今後も続々とタイトルが追加されていくという。
さらに『PS4』ならではのソーシャル連携機能を利用したゲームプレイの共有についても、現在までに「Ustream」や「Twitch」を通じた生中継が170万回以上、計55万分以上を記録。「Twitch」を通じてゲームプレイを配信した『PS4』ユーザーは、同サービスでゲームプレイを配信した方の20%に相当。「Ustream」では、『PS4』ユーザー一人あたりが配信したゲームプレイの平均時間は40分、これらインターネット中継サービスで配信されたゲームプレイは、各国の『PS4』ユーザーに22万回以上観戦されており、『PS4』のソーシャル連携機能を活かしたゲームプレイは積極的に利用されている。
『PS4』は、2013年11月15日に米国およびカナダ、12月1日に欧州、オーストラリア、ニュージーランドおよびラテンアメリカと現在53の国と地域で発売され、2月22日に日本発売を控えている。