厚生労働省は8日、2013年10月分の被保護者調査の結果を発表した。それによると、10月時点の生活保護受給者は前月比4,530人増の216万4,338人となり、2013年3月以来、7カ月ぶりに過去最多を更新した。

10月時点の生活保護受給世帯数も前月比3,818世帯増の159万4,729世帯となり、過去最多を記録した。

被保護世帯数及び被保護実人員(各月間)(出典:厚生労働省Webサイト)

世帯別に見ると、高齢者世帯(男女とも65歳以上の世帯、またはこれらに18歳未満の未婚者が加わった世帯)が全体の約45%に当たる71万9,398世帯(前月71万6,999世帯)でトップ。以下、その他の世帯が28万8,630世帯(同28万8,585世帯)、傷病者世帯が28万3,198世帯(同28万3,220世帯)、障害者世帯が18万3,137世帯(同18万2,264世帯)、母子世帯が11万2,057世帯(同11万1,604世帯)と続いた。