同じチームの同僚が一人勝手に仕事を進めるので困っている。仕事はできるやつだけど、チームの和を乱すんだよなあ……。コミュニケーションというものを学んでほしい!! 今回は、マイナビニュースの男性会員400人に「仕事をする上で大切だと思うこと」を聞いてみた。
Q.知識や経験も重要ですが、仕事をする上で「これも大切!」と思うことは何ですか?
1位 コミュニケーション能力 26.0%
2位 誠実さ 19.8%
3位 真面目さ 10.8%
4位 体力 7.5%
5位 素直さ 7.0%
■コミュニケーション能力
・「情報の伝達は技能よりも大切」(36歳/ソフトウェア/技術職)
・「就活のときに散々言われたから」(22歳/その他/その他)
・「自分のコミュニケーション能力が低くて困っているので」(42歳/その他/その他)
・「仕事をする上で、人との関わりは避けられないから」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「大きな仕事ほど仲間と協力しないと達成できないから」(30歳/情報・IT/技術職)
・「コミュニケーションがうまい人は世渡り上手だと思う」(46歳/自動車関連/その他)
■誠実さ
・「一生懸命やりました、というのが必要だと思います」(48歳/医療・福祉/専門職)
・「これができればいい、もうければいい、では長続きしない」(39歳/その他/その他)
・「いくら賢くても誠実さがないと人間として尊敬できない」(34歳/情報・IT/技術職)
・「日々の誠実さの積み重ねが、社内外の信頼関係を作っていくと思うから」(31歳/小売店/事務系専門職)
・「誠実に仕事をすれば、多少結果が悪くても相手にわかってもらえることが多いから」(25歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
■真面目さ
・「真面目にコツコツやることが重要だと思います」(32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「だらしない人は仕事が遅いから 」(24歳/小売店/販売職・サービス系)
・「真面目にやってくれないと話にならないから」(37歳/情報・IT/技術職)
・「これは大人になってからでは、なかなか身につかない」(25歳/アパレル・繊維/技術職)
・「真面目な人を仕事の上で嫌う人はいないと思うから」(26歳/金融・証券/専門職)
■体力
・「弊社の勤務条件にはこれが一番欠かせない」(24歳/その他/その他)
・「体調を崩して使い物にならなくなったら意味がない」(22歳/その他/その他)
・「長時間残業にも耐えられるくらいの体力が必要だと思うから」(23歳/建設・土木/技術職)
・「繁忙期に休むと大変な気がするから」(34歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「長く働いていくには息切れしないだけの体力が必要だと思うから、体力さえあれば、あとは何とでも乗り切れると思う」(26歳/自動車関連/技術職)
■素直さ
・「ひねくれ者は大成できないと思う」(41歳/自動車関連/技術職)
・「うそつきは信用できない」(26歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「素直じゃないと上司から嫌われるから」(28歳/運輸・倉庫/技術職)
・「仕事ができなくても、このような人にはたくさん仕事を教えてあげたくなるから」(21歳/その他/その他)
・「誰が言ったかではなく何を言ったかで判断できること、目下の相手からも良い点は素直に見習おうとできる人は強い」(35歳/学校・教育関連/事務系専門職)
■総評
仕事をする上で大切だと思うこと、1位は「コミュニケーション能力」だった。「コミュニケーション能力のない人は論外」「会社ではやっていけない」といったコメントが寄せられており、かなり重視されている様子。コミュニケーション能力が低いために、会社で苦労をしている人もいるようだった。2位となったのは「誠実さ」だ。誠実であることは「仕事の基本」であり、「信用につながる最も大切なもの」と考えている人が多かった。「誠実でない人とは仕事をしたくない」という回答も寄せられている。
3位は「真面目さ」だ。「何事も真面目が一番」「とにかく真面目にやれば報われる」といった回答が寄せられているが、こうした日本人の真面目さ・勤勉さは「国民性」として世界的にも有名だ。
続いて4位には、女性編ではランク外だった「体力」が入った。どんな仕事であっても身体が資本。長く仕事を続けるためにも、日頃から健康と体力づくりを心掛けたいものだ。
5位は「素直さ」。素直であるなら顧客や仲間からの信頼を勝ち得ることができるが、この「信頼」は、ビジネスにおいて最も大切なことの1つだ。ミスをごまかしたりみえを張ったりせず、何事も素直に、そして謙虚に取り組みたいものである。
一定の技術や知識に加え、コミュニケーション能力など、高い「人間力」が求められていることも分かった今回のアンケート。仕事力、人間力を磨き「できる」ビジネスマンを目指そう!
調査時期:2013年12月4日~2013年12月9日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男性400名
調査方法:インターネットログイン式アンケート