LaCieは6日(米国時間)、2014 International CES会場において、球体をした外付けハードディスクドライブ「Sphere」、起き上がり小法師のようなUSBドライブ「Culbuto」、Thunderbolt 2対応外付けストレージ「Little Big Disk Thunderbolt 2」などを発表した。

SphereとCulbutoはユニークなデザインが特徴。Sphereはフランスのシルバーウエア・メーカーChristofleがデザインした。銀色に輝く球体の本体は銀メッキされたスチール製。フランスのヤンビルにあるChristofleの工場でハンドクラフトされている。インターフェイスはUSB 3.0ポートが1つ。ハードディスクドライブのステータスを示すLEDが前面下部で光る。第1四半期の発売を予定しており、価格は490ドル(1TB)となっている。

「Sphere」。LaCieのオンラインストアとコンセプトストア、Christofleストアなどで販売される予定。

Culbutoは、フランス人デザイナーのConstance Guisset氏がデザインした。細身のひょうたんのようなデザインで、パソコンなどに接続していない時には丸い部分の重さによって自然と起き上がる。倒してもゆらゆらと起き上がってくる様は起き上がり小法師のようだ。USB端子を保護するカバーに切り込みが入っており、メッセージカードや写真、名刺などをさし込める。USB 3.0に対応。容量は16GB(49.99ドル)と32GB(79.99ドル)。

写真立てとしても使用できる「Culbuto」

Little Big Disk Thunderbolt 2は、アルミニウム製の本体に500GBのPCIe Gen 2 SSDを2基搭載。RAID 0に設定された状態で出荷され、Mac OSのディスクユーティリティを使ってRAID 0/1/JBODに設定し直せる。インターフェイスはThunderbolt 2ポートが2つ。本体サイズは40×140×85ミリで、重さが620グラム。システム要件はMac OS X 10.8.5以上。第1四半期に発売になる予定で、現段階で価格は未定。

LaCieはRAID 0設定の「Little Big Disk Thunderbolt 2」を「最速のポータブルストレージ」とアピールしている。