女優 松たか子が、ディズニーアニメーション映画『アナと雪の女王』の日本語吹き替え版にて、触れるものを凍らせてしまう"禁断の力"を持つ雪の女王/エルサの声を担当することが明らかになった。
同作は、運命に引き裂かれた姉妹を主人公に、凍った世界を救う"真実の愛"を描いたスペクタクル・ファンタジー作品。アンデルセン童話の傑作『雪の女王』にインスピレーションを得て制作されたものだ。
今回、松をエルサ役の声優に抜擢した理由についてディズニー担当者は、「本作は、ミュージカル要素も非常に強い作品であり、松さんが演じるエルサは、セリフを喋りながら歌も歌わなければならないという点で、非常に難しい役。高い演技力と歌唱力を兼ね備えた女性にお願いしたいと考えました。舞台や映画などで活躍し、松たか子さんの凛とした佇まいと気品に、自分の力をコントロール出来ず、雪の女王になっていくエルサという女性の感情の機微をセリフと歌で表現してもらえる唯一無二の女優だと感じています」と説明。
自身初となるディズニー映画の声優に挑戦する松は「まさか自分がディズニーの世界に入れるなんて思ってもみなかったので、お話をいただいたことにすごいびっくりしました。でもディズニー映画のヒロインができるのなんて一生に一度なので、一生懸命チャレンジしようと、非常に嬉しく思いました」と喜んだ。
また、ミュージカル『ウィキッド』でトニー賞を獲得した女優イディナ・メンゼルが英語版の同役を務めていることについては「私はNYに行った時に彼女の「ウィキッド」を若干時差ボケの中で観たんですけど、一幕のラストの曲(「Defying Gravity」)を聴いてそのパワーに圧倒されたという思い出があるので、まさか彼女と同じ役を日本でやるとは思ってもみなかったし、とってもいい経験になりました。ありがたいです」とコメントした。
映画『アナと雪の女王』は、3月14日より、2D/3D公開。
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