シグマは1月7日、デジタル一眼レフの入門用レンズとして、幅広い焦点域に対応した標準ズームレンズ「SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」を発表した。マウントはシグマ、キヤノン、ソニー、ニコン、ペンタックス用を用意。希望小売価格は60,000円(税別)となっている。
広角から中望遠までをカバーする標準ズームレンズ。シグマのレンズプロダクトラインの中の「Contemporary」に属し、多彩な撮影シーンに対応。従来モデルよりも最大径が4.6mmコンパクトになっており、容積比で11%のスリム化を達成している。
マクロレンズ並みのクローズアップ撮影も可能で、新複合素材「TSC(TSC(Thermally Stable Composite)により熱収縮率が抑えられ、精度の高い製品に仕上がっている。超音波モーター「HSM」でオートフォーカスの高速性と静粛性を両立するとともに、手ブレ補正OS機構で手ブレを軽減する。ソニー用とペンタックス用には手ブレ補正機構「OS」は搭載されていない。
主な仕様は、レンズ構成が13群16枚で、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、焦点距離が27~300mm(35mm判換算)、最小絞りがF22。画角は76.5~8.1度、最短撮影距離は39cm、最大撮影倍率が1:3。フィルターサイズは62mm、本体サイズは最大径が約70.7mm、長さが86mm、重量は430gとなっている。