富士フイルムは1月7日、同社のデジタルカメラ「Xシリーズ」用の交換レンズ「Xマウントレンズ」の最新ロードマップを公開した。ズーム全域でF2.8の開放F値を持つ16-55mmレンズや50-140mmレンズなど、5本の新製品を計画している。
今回のロードマップに追加されたレンズのうち製品名がわかっているのは、大口径標準ズームレンズ「XF16-55mmF2.8 R OIS」、大口径望遠ズームレンズ「XF50-140mmF2.8 R OIS」、高倍率ズームレンズ「XF18-135mmF3.5-5.6 R OIS」の3本。これらは製品名から焦点距離と開放F値、手振れ補正機能を備えていることがわかる。
現時点では製品名が不明なものとして、短焦点の「大口径広角レンズ」、「超望遠ズームレンズ」も加わっている。ロードマップにおいて、大口径広角レンズは14mmと18mmの既存製品の間に位置している。また、超望遠ズームレンズの画像からはシリーズ最大のサイズであることが伺える。
ロードマップの時間軸が発売時期を示すとすれば、XF18-135mmF3.5-5.6 R OISが2014年半ば、XF16-55mmF2.8 R OISとXF50-140mmF2.8 R OIS、大口径広角レンズが2014年後半、超望遠ズームレンズが2014年末ごろに登場すると予想される。