学研教育総合研究所は7日、小学生白書Web版「小学生の日常生活に関する調査」の結果を発表した。
それによると、2013年の正月にお年玉をもらった小学生は全体の96.0%。学年別に見ると、1年生は92.2%とやや低いものの、このほかの学年は90%台後半の高い数字となった。
お年玉の平均金額は1万8,777円で、2011年の前回調査(2万3,473円)と比べて約5,000円減少した。学年別では、1年生が1万5,768円、2年生が1万8,184円、3年生が1万8,470円、4年生が2万112円、5年生が1万9,371円、6年生が2万735円となった。
お年玉をくれた人を聞いたところ、「母方の祖父母」が86.1%、「父方の祖父母」が81.2%と、ともに8割以上を占めた。以下、「父や母」が66.5%、「おじさん」が62.7%と続いた。
お年玉の使い道については、男女ともに「貯金」が圧倒的に多く、男子で80.5%、女子で78.5%に上った。学研教育総合研究所は「小学生の堅実さを表している」と分析している。
2位以下の順位を見ると、男子は「ゲーム機・ゲームソフト」が28.3%、「おもちゃ」が22.2%、「本や雑誌」が12.4%。一方、女子は「本や雑誌」が21.8%、「ゲーム機・ゲームソフト」が19.8%、「おもちゃ」が13.4%と続いた。
調査期間は2013年3月上旬。各学年で約200人(男女100人)の回答が集まった時点で調査を終了した。