ビデオリサーチはこのほど、「テレビ広告統計」データをもとに、2014年1月1~3日の期間に関東地区でオンエアされたテレビCM動向について発表した。
「テレビ広告統計」は関東・関西・名古屋の各民放5局を対象に、テレビCMのオンエア状況を調査している。このほど発表されたのは正月三が日のタレント別・企業別・サービス別のテレビCM本数で、企業別では1位スズキ、2位ダイハツ、3位ホンダと自動車メーカーがトップ3を独占。5位にも日産自動車が入った。
中でもスズキは、昨年の2倍以上となる698本のテレビCMを出稿し、2位以下を大きく引き離しての1位獲得となった。これは軽自動車にSUVの要素を取り入れた新型モデル「ハスラー」が1月に発売されるため、そのテレビCMを集中的に出稿したことによる。
サービス別では、1位がサイバーエージェント「ガールフレンド(仮)」、2位が「ユーキャン(通信講座案内)」。自動車関連のテレビCMも、4位に「日産製品総合」、6位にダイハツ「タント カスタム」、10位にホンダ「ヴェゼル」がランクインした。
タレント別では、ダイハツ「タント カスタム」をはじめ、複数のテレビCMに出演中の豊川悦司さんが1位。同じくダイハツ「タント カスタム」のテレビCMに出演している菅野美穂さんが2位に。3位はスズキ「初売り祭り案内」テレビCMへの出演が目立った西田敏行さん。ここでも自動車メーカー関連のCM出演者がトップ3を独占したといえる。