日本銀行は7日、2013年12月のマネタリーベース(日本銀行券発行高、貨幣流通高、日銀当座預金の合計値)を発表した。それによると、12月末のマネタリーベース残高は201兆8,472億円となり、日銀が2013年末の目標としていた200兆円を突破した。
内訳は、日本銀行券発行高が90兆1,431億円(前月84兆6,465億円)、貨幣流通高が4兆6,265億円(同4兆5,856億円)、日銀当座預金が107兆776億円(同102兆3,861億円)。
併せて発表した12月のマネタリーベース平均残高は前年同月比46.6%増の193兆4,594億円となり、10カ月連続で過去最高を更新した。
内訳は、日本銀行券発行高が前年同月比3.7%増の87兆15億円、貨幣流通高が同1.1%増の4兆6,101億円、日銀当座預金が同133.8%増の101兆8,478億円。