リスクモンスターは、未成年の子供・孫をもつ20~69歳の男女を対象に、「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業(※)」調査を実施した。調査は2013年10月26日・27日にかけて行われ、400件の有効回答を得た。
2位はANA、3位はホンダ技研工業
「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査ランキング1位となったのは「トヨタ自動車」(12.3%)だった。2位は「全日本空輸(ANA)」(8.3%)、3位は「本田技研工業(ホンダ)」(6.8%)、4位は同率で「サントリー」「三菱商事」(5.3%)、6位も同率で「日本航空(JAL)」「東日本旅客鉄道(JR東日本)」(4.8%)となっている。
業種を見ると、最も多かったものは製造業で、上位20位以内に製造業が10社ランクインしている。その他は、交通インフラ系も4社(ANA、JAL、JR東日本、JR東海)が入っている。
祖父母世代は業歴の長い会社を支持
子・孫別で比較すると、子供に勤めてほしい企業1位は「トヨタ自動車」(12.0%)、2位「全日本空輸(ANA)」(9.0%)、3位「本田技研工業(ホンダ)」(5.5%)だった。孫に勤めてほしい企業も子供同様に「トヨタ自動車」(12.5%)が1位。2位は「本田技研工業(ホンダ)」(同8.0%)、3位は「全日本空輸(ANA)」、「サントリー」(同7.5%)となっている。
また、男女別で比較すると、男子の子供・孫に勤めてほしい企業は、1位「トヨタ自動車」、2位「本田技研工業(ホンダ)」、3位「全日本空輸(ANA)」。一方女子は、1位「全日本空輸(ANA)」、2位「トヨタ自動車」、3位「日本航空(ANA)」だった。
アンケート結果を「父・祖父」、「母・祖母」で比較したところ、父・祖父は、交通インフラ系業種や「日本放送協会(NHK)」など、事業基盤が固く安定性の高い企業がを挙げる人が多かった。一方で、母・祖母では、「タニタ」や「味の素」、「楽天」など日常生活に身近な企業が多く選出されている。
重視するイメージは「安定」「将来性」
次に、子供・孫に勤めてほしい企業の重視するイメージを尋ねたところ、1位は「安定している」、2位は「社員を大切にする」、3位は「将来性がある」だった。そのほか上位には、「給料がよい」「福利厚生が充実」「堅実的」「社会的責任を果たしている」などのイメージがランクインしている。
※対象企業は、年間売り上げ2,500億円以上、従業員数5,000人以上の企業200社を抽出。