バンガードはこのほど、バンガード・インベストメンツ・ジャパンの代表取締役にディビッド・サーマック氏を任命したと発表した。2013年12月に辞任を発表した加藤隆前代表取締役の後任となる。
サーマック氏は、サンダーバード国際経営大学院でMBA(国際マネジメント修士)を、コロラド大学で国際関係の学士号を取得。2005年に米国ペンシルベニア州マルバーンのバンガードに入社し、以降、バンガード・ブローカレッジ・サービスのヘッドを7年間、バンガードのチーフ・ダイバーシティ・オフィサーを短期間務めた。
バンガード入社前は、ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)に10年間勤務し、最終的には、ミネアポリスのRBC Dain RauscherとニューヨークのRBC Capital marketsの2社の証券子会社で、米国のブローカレッジ業務のディレクターに就任。また、モルガン・スタンレー・グループに所属し、ニューヨークとルクセンブルクでグローバル・カストディ業務に7年間従事した経験もあるという。
サーマック氏は今回の就任に当たり、「ここ日本のチームに加わることを嬉しく思っています。そして日本におけるバンガードの事業の更なる拡大に私の経験を役立てたいと思います。バンガードの投資哲学、クオリティー、低コストでの投資の重要性を、より多くの日本の投資家の皆様に共有していただくことを楽しみにしています」とコメントしている。