1851年世界初の万国博覧会において、イギリスのヴィクトリア女王に献上されたといわれる時計

スイスの時計ブランド PP Japan(パテック フィリップ ジャパン)は、2014年1月17日~19日にかけて、明治神宮外苑 聖徳記念絵画館で特別企画「パテック フィリップ展~歴史の中のタイムピース~」を開催する。

菊の御紋入り懐中時計も公開

「パテック フィリップ」は、2014年に創業175周年を迎える、スイス・ジュネーブ唯一の独立マニュファクチュール(ムーブメントから自社一貫製造する時計メーカー)。

スイスと日本の国交樹立150周年にもあたる2014年に、明治維新前後の歴史的光景を描いた80枚の絵画とともに、スイス・ジュネーブの「パテック フィリップ・ミュージアム」が所蔵する、貴重なタイムピースなどを約100点展示する。

同展では、文化、芸術、産業などが大きく発展した、19世紀後半から20世紀初めの時代を生きた世界各国の王侯貴族や芸術家にゆかりのあるタイムピースを振り返ることができる。七宝などの伝統工芸技術を用いたミュージアムピースや、英国ヴィクトリア女王・トルストイ・キュリー夫人など偉人たちが愛用したタイムピース、菊の御紋入り懐中時計などを公開する。

1894年、キュリー夫人へ贈呈する為にジュネーブ芸術協会が購入した時計

また、今回の特別展では、パテック フィリップの不変である時計デザインの継承を鑑賞するコーナーも設けた。"親から子へ世代を超えて受け継がれる"と語られるパテック フィリップのコレクションから、代表的なモデルとそのオリジナル モデルを併せて紹介する。

同展の開催時間は9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)。料金は、当日一般500円、小中高校生200円(当日は窓口のみ)、未就学児は無料。前売り券はイープラスで販売している。詳細はパテック フィリップ展~歴史の中のタイムピース~公式サイトでも案内している。