エン・ジャパンが運営する人材紹介会社集合サイト「エン転職コンサルタント」は、同サイト利用者を対象に「ヘッドハンティング」について調査を実施した。調査は2013年11月1日~30日にかけて行われ、2,788名から有効回答を得た。
90%が「ヘッドハンティングを受けてみたい」
まず、ヘッドハンティングを受けてみたいか尋ねたところ、90%が「受けてみたい」と回答した。ヘッドハンティングについてのイメージを聞くと、最も多かったものが「年収アップのチャンス」(67%)で、以下「自分の社外での評価を知ることができる」(58%)、「転職活動の有効な情報源」(53%)と続いた。
次に、これまでにヘッドハンティングを受けたことがあるか尋ねると、49%が「受けたことがある」と回答した。「受けたことがある」と回答した人を年代別でみると、30代は36%、40代は50%、50代は59%と年代が上がるにつれ増える傾向にある。
ヘッドハンティングを受けたことのある年収ゾーンを尋ねたところ、最も回答数が多かったものは800万円~899万円(54%)だった。2位は「1,000万円~1,499万円」(34%)。年代別で見ると、40代、50代は1,000万円~1,499万円が最も多くなっている。
実際にヘッドハンティングで転職した人は35%
ヘッドハンティングを受けたことのある人に、実際に転職したことがあるか尋ねると35%が「転職した」と回答した。転職した理由で最も多かったものは「経験・能力が生かせる仕事内容であったため」(65%)。次いで「希望に近い仕事内容だったため」(45%)、「年収があがるため」(44%)だった。