歌手の泉谷しげるが4日、オフィシャルブログを更新し、昨年大みそかの『第64回NHK紅白歌合戦』初出演後を振り返った。
紅白出場後、泉谷のもとには数多くのメールが寄せられたという。「『紅白』初出場終わって家に戻ってスキヤキ食べてたら~スッゴい数のメールが友人やら仕事関係から押し寄せてきてビックリ!」。ブログのコメント欄にも反響の声が届き、「皆さんがシッカリ書いてくれたので全部読むのに~時間かかっちまったぜぇ! 読んで…なンか、こちらこそ感謝の気持ちでイッパイだったなぁ」としみじみ。
黒の革ジャン姿で紅白の本番に臨み、「春夏秋冬2014」を熱唱した泉谷。曲の間奏で観客の手拍子を制止し、視聴者への熱いメッセージを届けた。泉谷は「世間的なオイラへの印象は(おそらく)横暴で我が儘で自分勝手なヤツだ~はモチロンまちがいないが(笑)」と客観視し、「自分の為よりもだ、好きな奴ら、愛するモンの為に働くからチカラが出るンじゃねーの?友人も知り合いも居なく一人ぼっちな正月を過ごさざる人にこそオイラの歌がある気がするし、チカラは自分以外のことに使ってこそだと思うゾ!」と真意を伝える。
そして、「オイラが慢心して裸の王サマにでもなってカン違いしていたら皆のメールをマタ見て、目をさませるよう~戴いたメールをずっと取っておくよ 友情のしるしとして 」と誓い、「今年もよりケモノになって街を野山を走りまわってやるンだオイラわ!」と今年の抱負で締めくくった。
また、この日のブログでは昨年12月30日に亡くなったミュージシャン・大滝詠一さんを悼み、「とてつもなくショックだった」と悲痛な思いをつづった。「すぐ記事にしたかったが余りに多くの"感謝"があるがため~なんか書けなかったな…」と説明し、「時間おいて~いつの日かこころゆくまで吐露したい。今は哀悼を印すのみ」としている。