剛力彩芽、武井咲らオスカープロモーション所属の女優による、毎年恒例の晴れ着撮影会が昨年12月4日、東京・明治記念館で行われた。2006年の第11回全日本美少女コンテストで演技部門賞を受賞し、芸能界デビューを果たした宮崎香蓮は、2013年10月に雑誌『日経トレンディ』が選ぶ"今年の顔"に選出された。撮影後、2014年のブレイクが期待される宮崎に、現在の心境と意気込みを聞いた。

2014年の意気込みを語った宮崎香蓮
撮影:荒金大介(Sketch)

――2013年は"今年の顔"にも選ばれました。事務所の先輩である剛力彩芽さんも過去に選出されましたね。

選ばれたのを知った時は、「どうしよう!」って思いました。今までの方は皆さん羽ばたいて…。そこからの私だったので、驚いてしまいました。2014年は本当に頑張らないと! せっかく選んでいただいた日経トレンディの編集長や関係者の方に申し訳ないので!

――活躍できる自信はありますか。

ありません(笑)。そういう実感もないので、地道に頑張っていくしかないと考えていますが、選んでいただいたからには、がんばります!

――2013年はそのステップとなる重要な年だったんですが、振り返ってみていかがですか。

やっぱり、本当にお芝居が好きなんだなというのが分かる一年で、ギャルっぽい子や、悲惨な運命の女の子…役の振り幅が大きかったように思います。あとは舞台『2LDK』が自分にとってはすごく大きくて、初めての舞台でいきなり二人芝居。逃げ出したかったぐらいなんですけど、やり終えてみると、生のお芝居の楽しさや難しさを知る貴重な機会だったと思います。

――舞台『2LDK』は、堤幸彦監督の演出でしたね。

小ネタが満載で、台本が毎回変わるのが新鮮でした。昼と夜の公演でも変わりましたし、夜公演の15分前にセリフが追加されることもありました(笑)。それについていくのも楽しかったですし、舞台を終えて堤さんの作品を見た時に、別の見方をすることができたのはうれしかったです。

――2013年は二十歳になった年。第50回宣伝会議賞の贈賞式後の会見では自らにキャッチコピー「私はお酒のつまみです。かめばかむほど味が出ます」をつけましたね。

求められた時はどうしようと思っちゃって。その場で考えたんですよ(笑)。誕生日になった瞬間はスパークリングワインを頂いて飲んだんですけど…すぐに眠くなってしまいました。そんなお酒デビューでした(笑)。

――それではあらためて2014年の抱負を。

自分がどうなっていくのか全く想像もできていないですし、実感もないんですけど、とにかく目の前にあることを1つ1つクリアして、2013年よりは楽しみながら、殻を破りながら、はじけていきたいなと思います。

■プロフィール

宮崎香蓮(みやざき かれん)
1993年11月20日生まれ。長崎県出身。身長156cm。A型。2006年の第11回全日本国民的美少女コンテストで演技部門賞を受賞。2013年は、ドラマ『35歳の高校生』(日本テレビ系)でレギュラーを務めたほか、11月公開の映画『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』ではヒロイン役を演じた。