アップルは、全国7カ所(銀座、渋谷、心斎橋、名古屋、福岡、仙台)のApple Store店舗において、2014年1月2日午前8時から「初売り」を開催し、恒例のLucky Bagの販売を行った。今年のLucky Bagの価格は、3万6,000円。Apple Store店舗のみで購入が可能で、購入は1人1個となっている。
東京・銀座のApple Store銀座では、12月22日午前6時から並んだ福岡県の男性を先頭に、1日午後6時には、約1000人を超える列ができたが、Lucky Bagの販売数量に達したことで、その後は、列に並ぶことができなくなった。最後尾は、京橋の東京スクエアガーデンにまで到達した。
2日午前8時には、Apple Storeのスタッフが道路に出て、並んだ人たちに対して、「あけましておめでとうございます。寒い中をありがとうございます。よりよいサービスができるようにがんばります」と挨拶。今回はカウントダウンは行わずに、拍手とハイタッチで、店内に導き入れた。先頭の男性は、昨年も12月29日から並び、一度先頭を確保したが、その後、列を離れてしまい、50番目ぐらいの位置になってしまったという。「今年はそのリベンジもあり、必ず先頭に並びたかった」と決意。22日に都内で結婚式があったとのことで、そのまま東京に残り、並び始めたという。「新製品は地元である福岡のApple Storeで購入するが、冬季休暇を利用できる初売りは、Apple Storeの『聖地』であるApple Store銀座で購入したいと考え、いつも銀座に並んでいる」とする。
今年のLucky Bagには、iPod nanoが入っているが、当たりのバッグには、iPad Air 16GB、iPad mini 16GB、MacBook Air 128GBのいずれか入っており、見たところ10~15人に1人の割合で当たりが出ていた。先頭の男性のバッグのなかにも当たり券が入っており、MacBook Air 128GBが入っていた。「くじ運がないので当たらない可能性が高いと思っていたが、とてもうれしい。22日から並んだ甲斐があった」と喜んでいた。2番目に並んだ男性にも、iPad miniが当たった。
一方、1月2日の初売りでは、購入者にApple Storeギフトカードをプレゼントする特典を用意。2日に購入すると、iPad Airでは、7,500円相当のApple Storeギフトカードをプレゼント。そのほか、iPad miniでは2,500円相当、iPod touchでは5,000円相当、MacBook AirやiMac、MacBook Proでは1万5,000円相当のApple Storeギフトカードをプレセントする。初売りは、オンラインストアでも行われ、送料は無料となっている。
1月3日からはワークショップもスタートする。Apple Store銀座では、午前9時から、3階のシアターで「新春キッズワークショップ」や、「iPadの魅力を発見しよう」、「iPhoneの魅力を発見しよう」といったセミナーが行われる。6~13歳の子供を対象とした「新春キッズワークショップ」は、「フォト」、「ミュージック」、「ムービー」を用意。iPadのiPhotoを使って、写真の読み込みや編集からジャーナルの制作までを学習したり、iPadで音楽制作ソフトGarageBandを使った曲作りを行うといったセミナーが行われる。
では、Apple Store銀座の「初売り」の様子を写真で追ってみよう。
カウントダウンは行わずに、拍手のなか先頭の男性が店内に入る |
先頭の男性のなかに入っていた当たり券をあける様子 |
先頭の男性の協力を得て、Lucky Bagの中身をみせてもらった。