剛力彩芽、武井咲らオスカープロモーション所属の女優による、毎年恒例の晴れ着撮影会が昨年12月4日、東京・明治記念館で行われた。2012年の第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した吉本実憂は、翌年に同コンテストのファイナリストで結成された次世代ユニット・X21でリーダーに。2014年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』でドラマデビューを果たすなど、注目の美少女に話を聞いた。
――2013年7月に行われた浴衣のお披露目会では、X21のドームツアーを目標に掲げていましたね。
あー! 覚えていただいてたんですね! この前、X21で3回目のイベントがあったんですけど、1回目、2回目とライブを重ねるうちに、客席が満席になっていくのが本当にうれしくて。しかも、いつもよりファンの皆さんの立ち上がるタイミングが早くて、感激しました。
――リーダーとしてもそろそろ板についてきた感じですか。
自分自身ではあまりリーダーと思っていなくて。前は私も「リーダーらしく」なりたいと思っていたんですけど…自分は自分なので普通とはちょっと変わったリーダーでもいいのかなと思うようになりました。言葉で引っ張っていくのも大事ですが、態度で引っ張っていくのも大事なんじゃないかなって。
――背中を見てついて来い?
いやぁ! 背中を見て、来てくれたらいいなぁ…みたいな感じです(笑)。
――いよいよ大河ドラマもスタートですね。
そうですね! 最初にお話を頂いた時は、とにかくビックリしました。しかも、黒田官兵衛の息子の妻と聞いて、「妻!?」って(笑)。でも、私が演じる栄姫は政略結婚させられたんですが、年齢は私と同じ16歳(2013年12月4日時点)。今と昔の16歳はまた違うと思いますので、しっかり演じていきたいです。
――プレッシャーは?
ありますね。でも、私は新人で、演技の経験も浅いので、恥ずかしがってもしょうがないから、のびのびと演じたいなと思っています。口ではこう言っていますが、いつも緊張するタイプ。今も緊張していますし(笑)。周りからはそう見えないとよく言われるので、そういう部分は自分でも好きなところです。
――2013年は「表情が明るくなった」と自己分析していましたね。何かきっかけがあったんですか。
やっぱり、たくさんの方に会えたことですかね。スタッフさんだったり、イベントでファンの方と握手したりだとか。あとは、インタビュー取材で「世界に羽ばたける女優になりたい」みたいにかっこいいことを言うのが恥ずかしかったんですけど、ある時から思ってることはビシッと言わなきゃと思うようになりました。そういうこともあって、人見知りしなくなったんだと思います。
――2014年はどのような年にしたいですか。
自分自身を褒められるような年にしたいです。自分に満足していない部分がたくさんあるので、自分のことをほめたくない気持ちはあるんですけど、2014年ということで「意(1)志(4)」を貫いて、自分の夢をかなえていきたいなと思います。
■プロフィール
吉本実憂(よしもと みゆ)
1996年12月28日生まれ。福岡県出身。身長160cm。AB型。2012年に第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞。翌年1月に同コンテストのファイナリストにより結成された次世代ユニット・X21ではリーダーを務め、2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』で女優デビューを果たす。