AKB48の姉妹ユニット・NMB48が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第64回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の取材に応じた。

『第64回NHK紅白歌合戦』のリハーサルを終えたNMB48

今年は、AKB48グループからAKB48、SKE48、NMB48の3組が出場し、初出場となるNMB48が最初にリハーサルを終えた。NMB48のキャプテンを務める山本彩は、「少し前までは実感なかったんですが、初めてリハーサルをやってみて一気に緊張感が増しました」と引き締まった表情で語ると、「パフォーマンスに関しては、この1年間で50回のコンサートと250回の劇場公演をやらせていただいたので、その経験値をステージで生かしたい」と気合をみなぎらせた。

本番で披露するのは、最新シングルのタイトル曲「カモネギックス」。山本は、「65人全員で歌唱させていただくのは、コンサート以外ではなかなかないので、すごくうれしいです」と喜びながら、「(AKB48グループの中で)ステージ上のシンクロ率は一番。『カモネギックス』も人数が増えれば増えるほど大変なんですけど、そろうと絶対にきれいだと思います。拍手の振りの音まで耳を澄ませて見てほしいです」とアピールした。

49組中の3組目で登場するNMB48は、続けて4組目の細川たかしのバックダンサーとして出演。渡辺美優紀は、そのコラボレーションにもNMB48らしさが出ていると言う。細川の印象について山本が「私たちメンバーの誰よりも肌がツヤツヤ」と明かすと、渡辺も「唇が赤ちゃんみたいにプルプルでした」と楽しげに振り返っていた。

今年の紅白のテーマは「歌がここにある」で、紅白合わせて51組が出場する。初出場は紅組が3組、白組が6組の計9組。昨年は白組が勝利し、通算の対戦成績は紅組29勝、白組34勝。