アイドルグループのAKB48が29日、東京・渋谷のNHKホールで『第64回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後に取材に応じた。
今年で6回目の出場となるAKB48が披露するのは、メドレー「紅白2013SP~AKB48フェスティバル!~」で、110人のメンバーが110の国と地域の衣装で登場する。AKB48グループ総監督を務める高橋みなみは、今回のテーマについて「とにかく盛大にお祭りを」と説明。「『恋するフォーチュンクッキー』がたくさんの方に踊っていただけたというのもありますし、被災地などの訪問活動なども通じて、歌は人と人をつなぐと感じました。今年は紅白歌合戦を通じて、世界各国の人々に歌の力を発信できればと思います」と本番にかける思いを伝えた。
また、今年は後半の41組目の登場となるため、労働基準法の規定に従って出場メンバーは18歳以上に絞った。前回からは人数が減ることもあって、高橋は毎年恒例となっている人文字について、「卒業という形になっているんですけども」と今年は行わないことを報告し、「また新しい形でAKB48という可能性を出していけたらと思っていますし、出られないメンバーの分も110人で2013年の締めくくりにふさわしいパフォーマンスができるようにがんばりたいと思います」と意気込んでいた。
そのほか、大島優子は、紅白で3年ぶりとなる「ヘビーローテーション」を披露することに触れ、「ライブっぽくみなさんも歌ってくださいというような掛け合いをさせていただいているので、ぜひとも会場にいる方も、視聴者の方も一緒に歌っていただけたらと思います」とメッセージ。「老若男女、いろんな方が聞いてくださった曲という意味でみんなが踊れて歌えると思います」とメドレーの魅力を語った。