たかが年越し、されど年越し……、ひとりぼっちでもクリスマスほど寂しくはなさそうですが、いざ一人年越しをやってみるとなかなかつらいものがあるようです。女子会で聞いてきた、一人で年越しをするときにやってはいけないことをご紹介します。
■寝る
一人でカウントダウンをするのが寂しくて寝ている間に年越し、酔っ払って寝てしまい年越し、家族は一緒なのに風邪で寝込んで一人自室で年越し、などの様々なパターンがある。起きるとタイムスリップしたような感覚になる。
■予定がないとばれたくなくて街へ出る
年越しの瞬間に家にいると「クリスマスも年越しも相手がいないの?」と言われてしまうため、予定があるふりをして外出。もちろん予定はないので、カウントダウンムードの街で寒さが身にしみるばかり。
■年越しでなにをやるか迷ったまま、日付が変わる
静かに年越しをするつもりが、23時半を過ぎたあたりから「やっぱり何かしなきゃ」とにわかに慌て出す。もともと無計画だったのでやることも見つからず、慌てたままで年を越すことになる。
■うっかりトイレにいる
カウントダウンをせずに過ごしているため、うっかりトイレに行っている間に年が変わっている。「え、今年をトイレで始めちゃったよ……」と何となく残念な気分になる。
■カップ麺のそばをすする
いつも食べているカップ麺のそばを食べる。除夜の鐘と「ズルズルッ」という音。一人でいる静寂さが身にしみて、ふだん以上に音が響く気がする。七味唐辛子を山ほどかけて、流れる涙は辛さのせいにする。
■テレビを見る
年越し気分を味わおうとテレビをつける。賑やかなカウントダウンから、厳かな年越しの中継まで、テレビの中で展開している世界は、自分が生きている場所とは遠く離れた世界ではないかと思ってしまう。
■一人初詣を試みるが、寒くて挫折
「一人初詣」を話のネタにしようと外に出てみるが、予想外の寒さに震えて3分で帰宅。「明日でいいか……」となる。
■何となく寝付けなくて羊を数える
一人年越しをした後に「さあ寝るか」と床についても、なぜか寝付けない。はしゃいでいるわけではないけれど、年明けの非日常感で落ち着かず、新春早々布団で一人、羊を数え出す。
■初日の出を見るために準備を開始
どうせ一人の年越しなら有意義に過ごしてみようと、元旦に初日の出を見る計画を立てる。翌朝への期待があるため寂しさを感じないかと思いきや、初日の出も一人で見るためやっぱり寂しい。
■番外編: 気付いたら一人になっている
家族と一緒に年越しをするつもりだったが、自分以外は寝てしまい、気付いたら一人で年越しをしている。「あけましておめでとう」を最初に言う相手が近くの人間ではなく、遠くへ送ったメールの相手ということも。
一人で年越しをするのには、様々な理由や状況がありそうです。どんな場合でも、年越しを意識しなければ、気楽に過ごせるのかも知れません。