「東京オリンピック招致決定」は全世代・性別で1位

カルチュア・コンビニエンス・クラブはこのほど、「今年の出来事に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は、16歳~69歳の「Tカード」会員を対象として12日~17日にインターネット上で開催。1,160名の回答を得た。

今年一番のニュースは「東京オリンピック・パラリンピックの招致決定」

「今年起きた印象的なニュース・出来事」を聞いたところ、半数近くが「東京オリンピック・パラリンピックの招致決定」(45.9%)と答えた。2位は2014年4月からスタートする「消費税増税の決定」(35.7%)、3位は「富士山の世界遺産登録」(23.6%)、4位は世界ギネスブックにも登録された「田中将大投手が開幕から24勝」(21.6%)、5位は「テレビドラマの大ヒット(あまちゃん、半沢直樹)」(21.4%)だった。

性別・年代別に見てみると、50~60代の男女ともに過半数以上が「東京オリンピック・パラリンピックの招致決定」を選択。49年前の東京オリンピック開催を経験した世代でもあり、このニュースを印象的であったと捉えた人が多いことが分かった。また「消費税増税の決定」を選択したのは、家計のやりくりをすることが多い女性の方が、男性よりも8.1 ポイント多かった。

そのほか、男性の各年代ともに上位3位以内に「田中将大投手が開幕から24勝」がランクインしている一方、女性の10~40代には「富士山が世界遺産に登録」が支持され、女性50~60代は「台風被害」が選ばれた。

今年を代表する人物は「田中将大投手」

田中将大投手が2位以下を引き離し1位

「今年を代表する人」を聞いたところ、1位は圧倒的多数で東北楽天ゴールデンイーグルスの「田中将大投手」(360票)が選ばれた。2位は、今年の新語・流行語大賞を受賞した「倍返し」で知られる「堺雅人」(194票)、3位は、こちらも新語・流行語大賞を受賞し、日本経済の活性化に大きく寄与した経済政策「アベノミクス」を推進する「安倍晋三首相」(183票)となった。

自分が今年がんばったことは「仕事」

がんばっとことは「とくにない」人も

回答者の「今年がんばったこと」を聞いたところ、1位は「仕事」(27.8%)となった。2位は「趣味」(11.0%)、3位は「育児」(7.8%)だった。

性別・年代別に見てみると、男性は仕事や趣味、スポーツに努力した人が多い一方で、特にがんばること自体をしなかった人も多いことが分かった。対して女性は、仕事と育児、趣味、節約・貯金をがんばった人が多数を占めていた。

調査の詳細は「カルチュア・コンビニエンス・クラブのニュースリリース」で閲覧できる。