今年の冬休みは9連休ということもあり、海外へ旅行に行かれる方も多いと思います。そんなときなくてはならなくなるのが、スマホやタブレット。友人との待ち合わせに使ったり、地図を調べたりなど、あるとないとでは雲泥の差です。不慣れな場所であればあるほど、その重要度は大きいといえます。

最近では各キャリアのほぼすべての機種が、そのまま海外へ持って行って使えるローミング機能を持っていますが、着信にも発信にも1分100~200円ほどかかったりと高額。もっと気をつけなければいけないのは、ネットワーク……パケット通信です。いわゆる国内のパケット定額は海外では使えないため、うっかりすると恐ろしい金額の請求が来たりも。 キャリア各社では「海外パケ・ホーダイ」「海外ダブル定額」「海外パケットし放題」といって、どれだけ使っても1日あたり2,980円(あまり使わなければ1,980円)というプランや、などというプランが用意されていますが、やはりかなり高額です。

そこでおすすめなのが、現地のプリペイドSIMを購入して使うこと。アメリカやイギリスをはじめ、東南アジアの各地域など、現地の通信会社がSIMを単体で発売しています。それを使えば格安で通信も通話もできるんです。

例えばカンボジアのSmart mobileのSIMでは「30日間限定! 無料通話付き、通信1GBまでで4ドル」という格安の値段でSIMを買えますので、こちらを購入したほうが絶対にお得なのは間違いありません。

ただしSIMを使うにあたっては、お使いの端末がSIMロックフリーになっていることが大事。SIMロックがかかっていると、せっかくの現地SIMを認識してくれません。

KDDI(au)やソフトバンクモバイルの端末では、SIMロックフリーの端末がほぼないのが現状ですが、NTTドコモであれば、SIMロック解除機能を搭載している端末があります。解除手数料として3,150円かかってしまいますが、ローミングよりはかなり安く済みます。

1つ気をつけなければならないのが、ネットワークを使えるようにするためのAPN設定。SIM購入時に設定メモなどが付いてきますが、英語や現地の言葉で書かれていますので、ある程度手順を予習しておくことが大事かと思います(現地のスタッフが設定をしてくれることもあります)。

記事提供:SIM通
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