現在、子供の将来に関して不安はありますか? |
プレイフルラーニング~幼児の「遊びと学び」プロジェクトは12月7日~8日の期間、3~6歳の幼児期の子供を持つ全国の親1,032人を対象に、子育てや子供との遊び方に関するアンケート調査を実施した。
約7割が早期教育に興味
まず、現在子供の将来に関して不安はあるか質問したところ、61.4%が「とても不安だ/どちらかといえば不安だ」と回答した。また、将来のために早期教育を受けさせることに興味があるか尋ねると、67.2%が興味ありと答えた。
早期教育の一環として習い事について尋ねた。現在、習い事をしているか聞くと、43.1%が「実際に習い事をしている」と回答。しかし、「現在している習い事が将来役に立つか」という問いには、45.1%が「役に立つかは分からない」と回答している。「習い事にかかる費用を負担に感じる」と回答した親も、59.7%と半数を越えた。
子育てに悩みを持つ親は約半数
次に、現在子育てに悩んでいるかを聞くと、47.5%が悩んでいると回答した。具体的には、「子供が注意しても直らない時は怒鳴ったりしてしまう時がある」が最多で70.2%、「自分のしつけ方や褒(ほ)め方・叱り方が正しいのか自信がない」、「子供が自分の思い通りに動いてくれないとイライラする」などが挙げられた。
6割が「子供との時間を増やしたい」
1日のうちで子供と一緒に過ごす時間についての調査では、平日平均5.9時間という結果となり、そのうち一緒に遊ぶ時間は1時間未満と回答した親が78.2%だった。また、「子供と過ごす時間をもっと増やしたいか」という設問には、59.9%の親が「増やしたい」と回答。共働き夫婦では74.1%が「増やしたい」と回答している。
子供の遊ばせ方についての調査では、「遊びに対する子供の自発性を大事にしている」には「よく/やや当てはまる」と90.3%が回答。一方で、約6割が「大人の目線で指示や命令を度々口にしている」「親が遊びやルールについて丁寧に説明するようにしている」に「よく/やや当てはまる」と答えた。