アイ・エム・ジェイはこのほど、企業のFacebookページに投稿された記事を分析し「Facebook活用企業ランキング2013」を発表した。
100万人以上のファンを抱える企業ページは4社
ファン数ランキングでは、上位4社までが100万人を超え、1位楽天市場、2位ソフトバンク、3位au、4位ANA JAPANという順位になった。ファン数を飛躍的に増やす企業が登場してきたことで、「マーケティング活用できるプラットフォームとしての存在感も増しており、2014年は更に100万人規模を超える企業が増加する」と同社では分析している。
平均「いいね!」数ランキングでは東京ディズニーリゾートが1位
「いいね!」ランキング1位は「東京ディズニーリゾート」。1投稿当たりの平均「いいね!」数は、3万4,000を超え、2位の「ディズニー」に1万以上の差をつけ堂々の1位となった。
有名企業が名を連ねる「いいね!」ランキングの中でも、目立っているのは、7位の「土屋鞄製造所」。ファン数23万人規模ながら、平均8,200「いいね!」を超えており、その魅力は、中の人の息遣いが感じられるような四季の取り入れ方と革製品の魅力を伝える投稿のバランスの良さにあると推測される。
「いいね!」と「シェア」の上位6位までは、企業も並び順も全く同じランキング結果となったが、「コメント」ランキングでは「ANA.Japan」が1位となり、ランクインしている企業の顔ぶれも異なる結果となった。
コメント活用には発展の余地
平均コメント数ランキングでは、コメントの数自体も他のランキングに比較すると少なく、活用には発展の余地があるとしている。「ANA.Japan」「JAPAN AIRLINE」「ほっともっと」は、ユーザーへのコメント返信をしており、企業からの返信数も集計に含まれているが、企業が反応を返すページには、より「コメント」が集まる傾向があると考えられる。また、同じく上位に入る「チキンラーメンひよこちゃん」や「コカ・コーラ」「ソフトバンク」は、クイズを継続的に投稿しており、その答えをユーザーがコメントすることで、数を増やしているという。