ウィルフは、12月20日にサイバーエージェントを引受先とする第三者割当増資を実施し、12月24日に日本初の学生起業家限定シェアハウス「WILLFU Startup Village」をリリースした。
起業希望学生の7割が仲間との出会いを求めている
同社が「学生起業家専用ハウスに求めるもの」について起業志望学生に調査したところ、7割が「志ある仲間との出会い」、4割が「自分自身への納期設定」、3割強が「起業家メンターへの相談」と回答した。
自由回答では「将来、起業したいと口で言う学生は多いが、実際に行動する学生は少ない。本気で行動する仲間と一緒に、刺激を与え合って成長したい」といったコメントも寄せられた。自分自身に納期を決め、本気の仲間や先輩経営者からの刺激を受けて成長したいという学生の期待に応えるべく、同サービスは開始する。
同サービスでは、学生起業家が感じる「モチベーションが続かない」「経営スキルに不安がある」「お金がない」という3点を解決すべく、"本気"の学生起業家限定の居住環境を提供する。
学生起業家が集まりモチベーションを高められる仕組みに加え、サイバーエージェントと協力し、月に1回程度、先輩経営者に経営相談できる機会も提供する。また、都内の1Rと同じ値段で、自室に加え1人1ブースのワークスペースやミーティングスペースも提供し、オフィス代金など起業時にかかるコストの削減を支援する。
対象となるのは、大学1年生~大学院2年生。本気で起業に取り組む意思があるかを重視しているため、選考の上、サービス利用者を決定する。
「WILLFU Startup Village」はJR中央線「西荻窪」駅徒歩10分の場所に立地。最大で10人まで入居可。2014年1月6日・10日・11日・17日・18日に説明会を開催し、2月から入居を開始する。説明会の申込みは、WILLFU公式サイトから受け付ける。