フジテレビのバラエティー番組『噺家が闇夜にコソコソ』(29日深夜1:55~関東地区のみ)で、お笑いタレントの今田耕司とグラビアアイドルの壇蜜が司会で初タッグを組むことが26日、明らかになった。

バラエティー番組『噺家が闇夜にコソコソ』

同番組は、落語家の立川談春、林家彦いち、立川談笑、桃月庵白酒、春風亭ぴっかりが、「2020年東京五輪決定~サプライズにかける情熱」や「世界中で話題となった"南浦和駅の救出劇"」など、2013年に注目されたニューストピックスを自ら現場取材。そのニュースの裏側や知られざる真実を、スタジオで巧みな話術を駆使してプレゼンするという内容で、番組後半では、若手落語家たちが「誰でもボケることができるアプリ」を使ったニュース大喜利を披露する。

司会の今田と今や最もチケットがとれない落語家と言われる談春は、1966年生まれの同い年。「たまに扇子で机を叩いたりして、すっかり"エセ落語家"気取りで楽しんでました」と収録を振り返った今田は、「事件やトピックスをしゃべりのプロである落語家さんが、それぞれの個性で話していくのがすごく面白かった。ぜひ見てていただきたいですし、僕もまたぜひやりたい」と自信を持ってPR。一方、「今田さんのおかげで落ち着いて話せた」と言う談春も、「落語家だから聞き出せる裏話を、落語家らしく話せたと思います」と、収録を楽しんだようだ。

また、収録では着物姿で進行を務める壇のツヤっぽい司会ぶりに、スタジオのテンションも上がった様子。落語家たちとの共演を「とても新鮮でうれしかった。司会という立場をすっかり忘れて、話を聞くのに夢中になってしまいました」と振り返った壇は、「テレビではめったに見られない落語家さんのトークが見られます。ゆったりと腰を据えて、お座布団の上で正座をしてご覧頂きたいです」とアピール。そんな壇に対し、談春は「トーク時の出方や引き方が上手で、とても頭の良い人だなと思いました。だてな人生経験じゃないんだなと。またぜひやらせていただきたい」と大絶賛している。