スカパーJSATはこのほど、「年末年始の過ごし方調査」の結果を発表した。同調査は、10代~60代の男女を対象として6日~8日にインターネット上で実施。男女各500名、計1,000名から回答を得た。
年末年始は「家族と一緒に家で過ごす」
「年末年始の休みの日数」について聞いたところ、「9日」(17.1%)が最も多く、以下「7日」(7.2%)、「3日間以下」(6.4%)と続いた。「年末年始の過ごし方」については、「国内旅行に行く」が8.6%、「海外旅行に行く」が2.3%なのに対し、「家族と家で過ごす」人が84.7%(自宅でゆっくり過ごす:57.5%、実家に帰省する:18.0%、自宅中心にファミリーイベントをあれこれ楽しむ:9.2%)となった。
家にいる割合は、「外出はするが、自宅で過ごす」(59.2%)が最も多く、次いで「ずっと自宅で過ごす」(18.9%)、「実家や親戚宅で過ごす時間の方が多い」(14.8%)と合わせると、92.9%の人が「家にいる時間が多い」と答えた。
家族みんなでテレビを囲む「いつものお正月」
年末年始の過ごし方は「テレビの正月番組を見る」(75.0%)と回答した人が多く、次いで「正月料理を楽しむ」(46.6%)、「初詣に行く」(44.3%)、「ネットサーフィンをする」(39.9%)で、世代別に見ても「テレビの正月番組を見る」が1位となった。
また、年末年始は、普段に比べて「テレビを見る時間が長くなる」(68.6%)傾向にあり、半数の人が「家族で見る機会が増える」(55.7%)と答えた。また、家族で一緒にテレビを見るとき「チャンネルの主導権は自分にある」と思っている人がどの世代でも最も多くなり、40~44歳男性が一番、チャンネルの主導権は自分にあると感じていることもわかった。
さらに、年末年始の番組情報は、10~40代がテレビの番組宣伝から得ているに対し、50~60代は新聞が多く、10代ではSNSや掲示板、ファンサイトなどからも情報収集していた。
番組選びで生まれる世代間のギャップ
年末年始の番組といえば、トップは「バラエティ」(46.4%)、次いで「スポーツのライブ中継」(20.0%)、「音楽番組」(15.8%)が上位となった。しかし、「一人で見たい番組」については、世代によってバラつきがあり、趣味や興味、ライフスタイルと関連が深い番組が選ばれやすい傾向があった。
さらに、「年末年始に見るテレビ番組を決める基準」は、10~20代は「好きなタレントやアイドルが出ている」が最も多く、20~40代の子育て世代では「家族共通の話題かどうか」、50代以降は「関心を持っているジャンルや趣味に関連するかどうか」がポイントになることもわかった。また43.5%の人が「ながら見」をすると答えた。
調査の詳細は「スカパーJSATのプレスリリース」で閲覧できる。