「アメリカンヴィンテージ」の商品を手にしたカサノバ氏

日本マクドナルドは25日、「アメリカンヴィンテージ」キャンペーンについての発表会を開催し、同社代表取締役社長兼CEOのサラ・カサノバ氏が2014年の戦略について語った。

フレッシュなメニューも強化

カサノバ氏は、2014年度は「ビッグマック」などの定番商品に加え、「メニュー全体での革新」を行うとして、3つの領域で開発中のメニューについて説明した。

一点目は、期間限定商品の拡充とそれに伴うチキンパティの利用で、「女性を中心に幅の広いお客様の嗜好(しこう)に応える」ことを目指しているという。

二点目は、朝食メニューの充実。その一つとして、2014年3月に新メニューの「ビッグ ブレックファスト」を発売する予定と発表。曜日を問わず提供するが、「特に週末の朝食を、家族でその週に起こったことを話しながら楽しんでほしい」とコメントしている。

三点目は、メニューのバラエティーを広げ、フレッシュなメニューを強化していくという。「よりヘルシーでフレッシュ」なメニューとして、「マックラップ」の投入を発表した。

「2014年がアメリカテーマというわけではない」

また、「アメリカンヴィンテージ」キャンペーンについてもコメントした。ビーフだけではなくチキンも投入し、同シリーズだけでも6種類のバーガーを展開することから、より多くの人に届けたいとのこと。

「ビッグアメリカ」シリーズでの功績があるため、アメリカにこだわったキャンペーンを展開しているが、「だからといって、2014年がアメリカテーマというわけではない」とも話していた。