ウィルゲートは、10代・20代の男女120名を対象にアルバイト先での悪ふざけに関する調査を行い結果を発表した。調査日は11月18日。
バイト先での悪ふざけ経験、大多数はナシ
アルバイト先の冷蔵庫や食洗機の中に入ったり、レジの上に乗っかったりといった"悪ふざけ"をツイッターなどのSNSに自ら投稿する若者たちが問題になったことを受け、調査では「SNSやブログにその模様は投稿していないけれど、バイト先で悪ふざけ自体をしてしまったことはありますか?」との質問を行った。
結果は、「ある」(4.2%)、「ない」(95.8%)となり、9割以上の人は悪ふざけをしたことはないことがわかった。
「バカッター」問題の原因は…
少数あった実際の悪ふざけの内容は「お腹が減って、お菓子たべちゃった」、「コンビニで夜中のアルバイトを2人1組でしていて、お客さんが1人もいないときに店内放送の曲にのってフザけてダンスをしたりしていました。やはり夜勤は店長や本部社員がおらず、お客さんもいないことが多いので、暇つぶしもかねて仲間うちの勢いでふざけてしまいがちだと思います」というもの。同社は、どちらも軽く思える内容だが、もしツイッターなどに「バイト先の商品のお菓子食べちゃった」「バイト暇なのでふざけてダンス中」などと投稿すれば、炎上につながってしまうリスクがあることも否めないとしている。
さらに、「悪ふざけに関しては今も昔も変わらなくあるんだと思う。ただ、ネット環境があるのが当たり前の今では、昔には求められることのなかったモラルが求められ、SNSなどで投稿された悪ふざけ画像から、そのようなことをすることがいかに低レベルで誰も得しないことだということを認識させなければいけない」と、ネット環境の定着が問題を引き起こしたひとつの要因であるとする意見も見られたという。
「アルバイト先での悪ふざけが問題視されることは当然だが、SNS利用者はいま一度、その使い方をしっかりと考える必要がある」と調査ではまとめている。