韓国Samsung Electronicsが10.5インチのAMOLEDディスプレイ搭載タブレットを1月初旬に発表する予定だと話題になっている。同社が大型タブレット製品でAMOLEDを採用するのはめずらしく、製品ラインナップ拡大に向けた新しい動きとして注目される。
同件はSamMobileが韓国ETNewsの話として紹介している。同誌によれば、Samsungが過去にこの手のタブレットでAMOLEDを採用したのはGalaxy Tab 7.7以来で、2011年と2年以上前のこと。だがアクティブマトリクス方式の有機ELディスプレイで最大手のSamsungは、これをより幅広いラインナップに拡大していくつもりのようだ。1月初旬には米ネバダ州ラスベガスでCES 2014が開催される予定で、早ければ同社プレスカンファレンスの開かれる1月6日(現地時間)での発表が行われる可能性がある。ここで発表された製品は2月ごろには発売されるとSamMobileでは予測している。
一方でIB Timesによれば、このSamMobileのいう10.5インチのAMOLEDタブレットは今後登場するGalaxy Tab 10.1やGalaxy Note 10.1の2014年版とも異なり、いまだラインナップ更新がない「Nexus 10」のバージョン2になる可能性があると予測している。Googleが10インチラインを諦めている可能性もあるものの、長らく更新のないラインナップに新製品としてAMOLED搭載を目玉として投入するかもしれないという。IB Timesの予測では、CESに目玉製品の1つとして発表され、1月末ないしは2月初旬にも市場投入されることになるとしている。
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