日本ヒューレット・パッカードは24日、ルーターやアクセスポイントのない環境でも、無線LAN経由でスマートフォンなどからプリンタでのドキュメント印刷を可能とするプリンタ用Wi-Fiアクセサリ「HP 1200w モバイルプリントアクセサリー」を発表した。2月下旬の発売を予定し、同社の直販サイト「HP Directplus」での価格は10,000円前後。
「HP 1200w モバイルプリントアクセサリー」(以下、HP 1200w)は、USBケーブルでプリンタと接続することでタブレットやスマートフォンといったモバイル端末から、無線LAN経由で直接ドキュメントなどを印刷できるようにするWi-Fiアクセサリ。
従来製品ではモバイル端末側に専用アプリケーション「HP ePrint」をインストールして、印刷を行っていたが、HP 1200wは本体にNFCを内蔵し、NFCに対応した端末とプリンタを接触させることで印刷する「タッチtoプリント」にも対応した。
インタフェースはUSB 2.0のほかIEEE802.11b/g/n、NFC。本体サイズはW67.5×D111.2×H27.5mm、重量は80g。
対応プリンタはモバイルプリンタ「HP Officejet 100 Mobile」、モバイル複合機「HP Officejet 150 Mobile AiO」、レーザープリンタ「HP LaserJetシリーズ」のM4555MFP / M9040MFP / M9050MFP / P3015 / P4014 / P4015、「HP Color LaserJet」シリーズのCM4540MFP / CM6030MFP / CM6040MFP / CP4525 / CP5525 / CP6015。
また対応するモバイルデバイスは、iOS 5.0以降のiPhone 5 / iPhone 4S / iPhone 4 / iPhone 3GS / iPad2 / iPad / iPod Touch、Android OS 2.3.3以降のデバイス、NFC対応のWindowsデバイス。