この時期によく見られる光景といえば、猫型抱き枕。本物の抱き枕のことではない。多頭飼いの猫オーナーの家で見られる、猫団子の一種のことだ。猫同士で寄り添えば、少しでも暖をとることができる。その際、一見抱き枕のような形になってしまうことがあるのだ。お互いを抱き枕とすると、やはりあたたかいのだろう。二人ともグッスリと眠っていた。
ふと猫の顔を見てみると、ザ・ドヤ顔。しかも舌をしまい忘れていた。
抱き枕になる直前はイチャイチャ
抱き枕の直前の猫たちも是非ご覧いただきたい。スムーズに入眠するためには、適度な疲れが必要である。そのためなのか、猫たちはイチャイチャと毛づくろいをしていた。途中、子猫(手前)が飽きてしまい、戦線離脱しようとしたが、兄猫(奥)の太い腕で静止されてしまった。毛が生えている方向とは逆の方向に毛づくろいするため、終わった後は毎回子猫の頭がボサボサになっている。
そのほかのフォーメーション
猫団子の形態には、抱き枕の他、「ブレーメンの音楽隊」のフォーメーションもある。この形態は、どちらか一方が子猫の間しかとることができないだろう。大きくなると、猫の体重は少なくとも2キロは超える傾向にあり、一方の猫の上に乗ることができなくなるためだ。
もしこの冬、自宅の猫たちがこのフォーメーションをとったら、貴重なワンシーンとして是非写真におさめていただきたい。
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<撮影者プロフィール>
うだま
猫好きの独身アラサー。猫の漫画をよく書く。
実写版の猫たちが見られる猫写真アーカイブ・「ツンギレのうちの猫の日常」は毎朝7時30分に更新している。
また、ニコニコ静画にて猫の4コマ漫画も連載中。