大人ともなれば、肉体的以外に精神的な頭痛の種も抱え込みがち。いつも頭を悩ませているのは気分的にめいるが、バイエル薬品はこのほど、そんな厄介な頭痛を抱えていそうな偉人のイメージに関するユニークな調査「頭痛顔偉人グランプリ」の結果を発表した。
頭痛顔1位は「ベートーベン」
バイエル薬品は、1897年にドイツ・バイエル社が合成に成功した解熱鎮痛剤「バイエルアスピリン」を販売している。今回の調査は、バイエルアスピリンのwebキャンペーンの一つとして10月22日~12月1日に開催された投票イベントで、頭痛に悩まされそうなエピソードを持つ偉人10人の中から、もっとも「頭痛顔」の偉人を選ぶというもの。
7,286通の投票を集計したところ、頭痛顔の偉人1位は、1,502票を獲得したベートーベンだった。投票コメントでは「音楽室に飾ってあった肖像画。眉間のしわと乱れたような髪型が印象的で、頭痛に悩んでいるように見えた」「すばらしい音楽才能の陰で、苦労と努力を感じる上、作曲に没頭して休んでいなかったのではと思う」などがあがった。
紫式部、織田信長も上位に
2位は1,252票で「紫式部」がランクイン。「重たい十二単(ひとえ)に身を包み、薄暗い灯の下、同じ体勢で長時間の執筆活動は、疲れ目・肩こりから頭痛になりそう」「続編を待ち望む人々からのプレッシャーや、清少納言とのライバル関係、女の嫉妬で気の休まることがなかったはず」などの声があった。
3位は1,134票で「織田信長」。「逸話からかんしゃく持ちのイメージが強く、いかにも頭痛持ちのような感じがする」「人の上に立つ者はいつの時代も頭が痛くなる問題を抱えているはずなので」などの声があった。
4位から10位までのランキング等詳細は「バイエルアスピリンのキャンペーンページ」で閲覧できる。
偉人にも凡人にも頭痛は等しく訪れる。そして、その原因は人それぞれだ。肉体的な頭痛には解熱鎮痛剤を用いる一方、精神的な頭痛には頭を悩ませている対象(人や物など)から距離を置くなどの工夫をして、少しでも痛みを和らげるように努めるのが賢明だろう。