エプソンは24日、高速両面印刷に対応した業務用インクジェットプリンタ「GP-730」を発表した。1月下旬より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は8万円台後半。同時に発表した無線LAN対応モデル「GP-730W」は2014年9月発売予定で、店頭予想価格は9万円台後半。

「GP-730」

従来モデルよりも堅牢性を高め、小さな店舗のバックヤードでも使用できるコンパクトモデル。両面印刷専用モーターと用紙波打ち制御機構を搭載し、両面印刷を高速化している。天面部分の耐荷重が20kg(インクカバー部は15kg)と堅牢性も確保し、水などをこぼしても内部に水が侵入せずに排水する設計。天面からの耐水テストは600ccをクリアしている。用紙詰まり対策と目詰まり抑制機構により、紙詰まりを低減。両面印刷ユニットを本体と一体化させたことで用紙搬送の精度も向上している。

主な仕様は、プリント方式がインクジェット(MACH)方式、解像度が5,760×1,440dpi。インクは4色独立型。プリント印刷速度はA4カラー/モノクロともに約15ipm、両面時がモノクロで約14ipm、カラーで13ipm。ファーストプリントタイムはカラーが約10秒、モノクロが約9秒。対応用紙サイズはA4までで、最大給紙容量は250枚。ランニングコストはA4カラーで約6.1円、A4モノクロで約2.1円。

インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN。「GP-730W」はIEEE802.11a/b/g/nにも対応する。本体サイズはW460×D501×H201mm、重量は約14.1kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1。Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008 R2 / 2012 / 2012 R2。