現在公開中の映画『武士の献立』の大ヒット御礼舞台あいさつが23日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の上戸彩と高良健吾が出席した。
江戸時代を舞台に、加賀藩の由緒ある包丁侍の家に嫁いだ料理上手の娘・春(上戸彩)と、剣の腕は立つのに包丁裁きはさっぱりの夫・安信(高良健吾)の夫婦愛を描いた本作。この日は大ヒット御礼舞台あいさつが行われ、主演の上戸彩と高良健吾が上映後に登場した。 上戸は「台本を最初にいただいた時、食べ物が沢山出てくるので面白そうだと思いました」と食いしん坊な一面を見せつつ、「時代劇での女性は男性の後ろを三歩下がって男性に従うイメージがありましたが、春ちゃんは前に進んで言いたいことはズバッと言います。出るところは出るけど下がるところは下がるバランスが素敵な女性だと思いました。映画もずっとやりたいと思っていたので、今回はやらせてもらいました」と振り返った。
役柄との共通点も「私も言いたいことは言っちゃいますね。これは言っておかないと思ったら、相手が年上だろうが男性だろうが、意見は伝えるようにしています」とあげた。
もうすぐお正月ということで、この日は世界のお正月料理をパネルで紹介するコーナーも実施。中国のお正月で水餃子を食べる慣習に上戸は「みんなで一緒に餃子を作って食べる行為が素敵ですね」と共感した様子。また、お正月の予定については「家族とマッタリのんびりします。お兄ちゃんに子供がいるので、ワイワイしたいですね」と話し、高良も「僕は友達と初詣に行くと思います」と話していた。