出産・妊娠に関する調査・研究機関「赤すぐ総研」とシニア向け宿泊予約サービスを提供する「ゆこゆこ」は、11月1日~8日の期間、孫を持つ男女1,040人を対象に「孫へのプレゼントに関するアンケート」を実施した。
ほぼ全員が孫が1歳までにプレゼント
まず、妊娠中から1歳までの孫にプレゼントをしたことがあるか尋ねたところ、「プレゼントはしていない」(3.1%)を除く96.9%が孫にプレゼントした経験があると回答した。
プレゼントした総額は全体で「10万円以上」が最も高く22.3%、以下「5万円以上10万円未満」(16.2%)、「1万円以上2万円未満」(11.3%)、「3万円以上5万円未満」(11.2%)と続く。
性別でみると女性では総額が高い傾向にあり、「10万円以上」の割合は34.8%、「5万円以上10万円未満」(18.9%)をあわせると5割以上が5万円以上をかけている。また、孫との同居別にみると、別居(遠居)など孫と離れているほどプレゼントへの金額が上がる傾向がみられた。
次に、孫が1歳以上の人に対してこの1年間で孫にプレゼントした総額を尋ねたところ、全体では「1万円以上2万円未満」が20.5%と最も高く、次いで「2万円以上3万円未満」(14.1%)、「3万円以上5万円未満」(13.7%)が続いた。
孫へのプレゼント、7割以上が「おもちゃ」
孫へのプレゼントで購入経験のあるものを尋ねたところ、もっとも高いのは「おもちゃ」で75.6%。次いで「絵本・知育商材」(55.1%)、「ベビー用洋服(5,000円以上)」(59.8%)、「ひな人形や兜(かぶと)などの節句もの」(42.0%)が続く。
性別でみると、女性は「絵本・知育商材」や「おむつ・おしりふき・ミルク・離乳食品などの消耗品」など実用的なものをプレゼントする傾向が高い。孫との同居別では、同居している人では「ベビー布団、布団セット」「ベビー用家具・収納」などの家具用品が高かった。
半数以上が購入はショッピングモールで
孫へのプレゼントの購入場所について尋ねたところ、「ショッピングモール」が55.1%と半数以上となった。次いで「百貨店」が22.4%、「通販(カタログ、ネット)」が8.9%と続く。
年代別で見ると、50代~70代では年齢が上がるにつれて「百貨店」の割合が高くなる傾向にあり、孫の年齢別では、年齢が上がるほど「ショッピングモール」の使用率が高くなる。孫との同居別では、同居では「ショッピングモール」が6割強である一方、別居層のうち遠居では「通販(カタログ、ネット)」の割合が1割を超えた。