アイドルユニットのももいろクローバーZ(以下ももクロ)が23日、埼玉・西武ドームで開催したライブ「White Hots Blizzard MOMOIRO CHRISTMAS2013 美しき極寒の世界」で、来年3月15日と16日に東京・国立競技場で単独ライブ「ももクロ春の一大事2014」を行うことを発表した。
ももクロは昨年、NHK紅白歌合戦に初出場。今年1月1日には、新たな目標として、「国立競技場でのコンサート実現」を掲げていた。この日のライブ終盤、VTR上でサプライズゲストの歌手・松崎しげるが登場。「愛のメモリー」にのせてサプライズ発表し、事前に聞かされていなかったメンバーは観客と共に盛り上がり、涙を流しながら悲願のライブ実現を喜んだ。
国立競技場でのライブは、SMAP、嵐、DREAMS COME TRUE、L'Arc~en~Cielに続いて5組目で、今月17日には、アイドルグループのAKB48が同所で単独ライブを行うことを発表した。AKB48は来年3月29日に開催することから、ももクロが女性グループ初の国立単独ライブとなる。
最低気温4度の極寒ライブとなったが、会場には4万人が詰めかけた。同時開催された全国70スクリーンでのライブビューイング会場には満員の2万5,000人を動員したほか、ライブの模様はテレ玉、チバテレ、ぎふチャン、KBS京都、サンテレビ、BS11でも一部生中継された。会場にはスケートリンクが併設され、ライブはフィギュアスケートの村主章枝選手の登場と共に幕を開けた。
ももクロは全24曲を披露し、そのうち16曲をバンド演奏でパフォーマンス。当日、会場にて発売された同ライブの開催記念シングル「泣いちゃいそう冬 / 鋼の意志」の2曲や、23日深夜から2夜連続で放送されるNHK総合のドラマ『天使とジャンプ』に登場するアイドル・Twinkle5(飛鳥凛、玉井詩織、佐々木彩夏、有安杏果、高城れに)でドラマ挿入歌「TwinkleWink」を歌うなど、さまざまな演出で会場を沸かせた。