「隣の芝生は青い」とはよく言われるが、それは生涯のパートナーにも言えること!? 最愛の人と結婚できた男性もいれば、正直、多少は妥協したという男性もいることだろう。そこで今回は、マイナビニュース会員既婚男性200名に、友達の妻をうらやましく思うかどうかを調査した。
「友達の妻をうらやましく思うことはありますか」という問いに、「はい」は18.0%、「いいえ」は82.0%。「はい」と答えた人に、それはなぜなのかを聞いた。
■単純に容姿がいいだから
・「きれいでスタイルがいいから」(35歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「いつまでも若くてかわいい」(36歳男性/通信/技術職)
・「こぎれいにしているところ」(45歳男性/医療・福祉/専門職)
・「美人なのに愛想がいいタイプでびっくりしたことがある」(35歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)
■料理がうまいから
・「料理上手」(26歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「毎日、おいしそうな愛妻弁当を作ってくれるのです」(54歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
■夫の交友や趣味に寛容だから
・「土日に、夫がゴルフやマラソン三昧でも、文句言わないから」(53歳男性/電機/技術職)
・「友達と遊びに行くのを認めてくれる」(47歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
■番外編
・「悩みがなさそうに見えるところ バイタリティがあるところ」(48歳男性/その他/事務系専門職)
・「働いて給料を家に入れてくれること」(33歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
■総評
友達の奥さんをうらやましく感じたことのある男性は約2割という結果に。逆に約8割の方はそう思っていないということから、多くの男性は自身の妻に満足しているとも考えられる。
少数派となった「はい」と答えた既婚男性のうち、最も多かった理由は、「きれい」「かわいい」といったルックスに関するもの。同様の女性版アンケートでは、「はい」と答えた既婚女性が32.0%となり、男性を大幅に上回った。だが、「高収入」「家事や育児に協力的」「やさしい」といった理由が多く、「イケメンだから」などルックスを重視した回答は少なめだったのが特徴。女性は家族として生活していく上で、より現実的な観点で「うらやましい」と思う傾向が強いのかもしれない。
ただ、男性の回答で外見関連に次いで多かったのは料理のうまさに関する答え。妻の手料理を重要なファクターと考える夫も少なくないということだろう。例えば会社のお昼休みに、自分はコンビニで買ったパンやおにぎりを食べている横で、同僚がおいしそうな愛妻弁当に舌鼓を打っていたとすれば、うらやましく思うのかも。
また、友人との付き合いや趣味の時間への妻の寛容さを挙げる声もあった。たまの休みに家事や育児の協力を求められるという男性であれば、旦那のリフレッシュするための時間に理解がある友達の奥さんが、羨望の対象になるのも納得。仕事上の付き合いで仕方なく飲み会に参加することが多いのに、そのたびに嫌みを言ってくるような奥さんを持っている男性だとしたら、なおのことだ。
そのほかの回答では、共働きで経済的に家計を助けてくれることを挙げていた男性もいたが、その方の妻はおそらく専業主婦なのだろう。女性の社会進出が進み、一昔前ほど家事と育児に専念する妻の割合が減っているからこその回答か。ただ男性側の立場としては、自分の稼ぎだけで家族を支えることにプライドを見出している方も少なくないだろうから、賛否が別れそうである。
(文・A4studio 昌谷大介)
調査時期: 2013年2013年11月8日~11日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート